topgreen.pt | 18,040円引き Fender Japan STM-65G フェンダージャパン ミディアムスケール

以前本欄に記したナット幅：約40.8mmは指板のナットラインを測っていますが、見ようによっては約40.5mm、Rの縁で約40mmです。12Fで約50mm。 ブリッジエンドはENDROXが10.5mmピッチのタイプなので約52.5mmになります（これらのサイズは目安でお考えください）。 ついでといっては何ですがネック厚は1Fで約18mm、12Fで約19mmと、Super Wizard並みのスリム感。補強材のない伝統的な設計なので扱いを誤ると逝ってしまうかもしれません。 指板Rはスペック上では240Rですが、感覚的にはもう少し扁平な印象です。気のせいかもしれませんが、前期型に似ているような気がします。 以上、本機を磨き上げながら思いつきで細々したことばかり記していますが、参考になれば幸いです。

20枚目のアセンブリの写真をネックスタンプとの合成写真に差し替えました。

ピックガードのマウントは無加工です。アセンブリは年代の違いはあるもののピックアップを含め全て純正品です。元々の物はすでに手元にはありません。 ナット幅ですが、大体40.8mmなので現行品のパシフィカ（41mm）に近いです。スペック上は40mmですが、後期型は若干幅広になっている個体が散見されます。個人的には40mmだと細すぎてインサイドがひっかかる、といって42mmだと例えば△7やテンション系コードの押弦時に親指にやや負荷がかかる……等の印象を持っているので、本機はほどよい幅と言えなくもないかな、と。 以上、参考になれば幸いです。

当方はドラマーのためギターを弾くのはもっぱら家のみです。主に弾いているのは他機なので、本機は年代のわりには弾かれていない部類に入ると思います。保管状態も20余年の間清潔な環境下で良好。新しいオーナー様の元でこれから大いに活躍してほしいギターです。 ご検討の程よろしくお願いいたします。

フレットはローフレットの一部に減りが見られますが、全体的には十分に残っています。 弦は新品に交換、ENDROXのロック機能は使わず通常の巻き方になっていますが、ブリッジを調整してあるためトレモロを酷使してもチューニングに大きな狂いは生じません。ただ、ストラトは3弦のテンションが相対的に緩いため、巻数を確保して弦をストリングポストからできる限り下げる等の工夫が必要です。 弦をENDROXでロックする場合は逆通しにしてストリングポストでポールピースを留めますがこの時、弦は余計な遊びを残さずにカットします。3弦のテンション問題を解消させる場合は滑性の良いストリングガイド（リテーナー）を取り付ける等の工夫が必要かもしれません。ちなみに前期型STMのストリングガイドは70年代初頭以降のストラト仕様に従い2つ付いてはいますが、滑性にやや不安なところがあるにはあります。 以上、参考になれば幸いです

本機は先日まで出品していたSTM mod. の本体（Oシリアル）をナット交換した上で、アセンブリを同じく出品していたSTMアセンブリ（Gシリアル）にマウントし直した物です。 F/J製品の多くは90年代に入り値上げのため型番が変更されています。このSTMは年代的に65Gとなりますが、スペック的には55系と変わりありません。 ジョイントのクラックはよくある現象ですが、これは塗装部分のものなので問題ありません。スカンクストライプ（9〜10F辺り）についても同様です。 ナットの3弦部分ヘッド側の木部（ナットスロットの山部分）にクラックがあります。これは入手時からのものですが、ナット底面の木部までは達していないことを確認済みです（念のためタイトボンドを擦り込んであります）。